トマトを食べると血液サラサラになって動脈硬化を予防

世界2大健康食といわれている地中海食をご存知ですか?
地中海食というのは、文字どおりイタリア南部や南フランス、スペインなどの地中海沿岸地域での料理のことです。
トマトやオリーブオイルなどをふんだんに使ったメニューが特徴です。

トマト

この地域の人々は、北ヨーロッパやアメリカの人々と比べて格段に心筋梗塞や脳梗塞などの血管系の病気が少ないという事実があります。
その理由としては、オリーブトマトをよく食べているからではないかと指摘されています。

オリーブオイルは、その香りの良さからサラダのドレッシングやパスタソースとして利用されています。
悪玉コレステロールを増やさない健康的な油として、最近では日本でも人気があります。

真っ赤に熟したトマトは、生で冷やして食べるだけではなく、加熱してそのうまみ成分を引き出すことが地中海の特徴です。
その健康に関しての効果はかなり期待されています。
 

人間の体は、生きるためのエネルギー代謝の課程において、必ず活性酸素による酸化の害を受けています。
それを中和する力はもともと体に備わっていますが、環境ストレスや精神ストレスによって活性酸素が勝ってくると、体のあちこちが酸化されます。
血中のコレステロールが酸化すると動脈硬化につながりますし、癌や老化もこの活性酸素による酸化が原因の一つになっているのです。

トマトには赤い色素成分であるリコピンが豊富に含まれています。
これには強い抗酸化作用があるために、活性酸素の害を防いでくれます。
地中海沿岸の人々に血管系の病気が少ないのも、リコピンが血中コレステロールの酸化を防いで、血管の詰まりを防いでくれるからだと考えられています。

また、リコピンは大腸、肺、乳、膀胱、肝臓、前立腺などの癌を防ぐことが分かってきました。
脳内の活性酸素を除去するわけなので、脳の老化やボケも期待されています。

骨粗しょう症の予防も期待

トマトには、野菜には少ないビタミンKやビタミンEを豊富に含んでいます。

ビタミンKは、カルシウムを骨に沈着させる働きがあるのが特徴です。
閉経後の女性に多い骨粗しょう症を予防するためには、とても有効な食べ物であるといえます。

一方でビタミンEは、リコピンと同様に抗酸化作用を持っていて、肝臓の機能を維持する働きがあります。
実際にアルコール性の肝炎にビタミンEを投与すると、症状が改善されたというケースがあります。
二日酔いの防止としてトマトジュースが効果あるというのもこれと同じ作用によるものです。

1日に必要とされるリコピンの量は15mgです。

L玉のトマト2個を食べれば摂ることが可能ですが、それだけの量を毎日食べるのは大変ですよね。
でもトマトジュースであれば、1本で18mgのリコピンを摂ることができます。

リコピンはよく熟したものに多く含まれているので、トマトを選ぶ際はなるべく赤いものを選ぶのがポイントですね。

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