高血圧予防や血糖値を安定させる栄養豊富なバナナ

バナナは1年を通していつでも安く手に入り、手軽に食べることができる果物として古くから親しまれてきました。
バナナには良質のでんぷんと血圧を下げるカリウム、マグネシウムなどを豊富に含んでいます。

バナナ

栄養の面においても、機能の面においても、これほど優れた食べ物はなかなかありません。
生活習慣を予防するのに効果的な果物です。

高血圧の予防

血圧が高くなる原因の一つに、塩分の取り過ぎがあります。
塩の成分であるナトリウムは、体液のバランスや浸透圧濃度を調節して、水分量や筋肉の働きなどにかかわる重要なミネラルです。

体内にナトリウムが過剰に留まると血圧が上昇します。
それを防ぐには、カリウムを十分に摂取することです。

カリウムは、ナトリウムと入れ替わって、その排出を促進して血圧を下げてくれます。
カリウムは野菜や果物、海藻類などに含まれていますが、バナナには特に多く含まれています。
バナナ1本を食べるだけで、成人が1日に必要とする量を補うことができます。

また、バナナに豊富なマグネシウムにも血管を広げて血圧を下げる働きがあります。

血糖値の安定

バナナには、ブドウ糖や果糖、ショ糖といったそれぞれに異なる3つの糖が含まれています。

ブドウ糖は単糖類の一種で、糖類の中で最も早く体内に吸収されて、エネルギーへと素早く変化します。
果糖も単糖類の一種で、ブドウ糖の次に早くエネルギーに変わります。
残るショ糖は、ブドウ糖と果糖が組み合わさった二糖類で、体の中でゆっくりと分解されて、ブドウ糖と果糖になってから代謝されます。

バナナを食べると、これらの3種類の糖が次々と絶え間なくエネルギーに変換されていきます。
そのため、血糖値を長時間一定に保つことができるんですね。

糖をスムーズに代謝することができない糖尿病の人でも、バナナであれば安心して食べることができます。

コレステロールの低下

バナナに多く含まれている食物繊維は消化されにくく、ほとんどは吸収されずに腸を通り抜けて、便となって排出されます。
通過していく間で、食物繊維は腸にある過剰なコレステロールを取り込んで、体外に便とともに排出してくれます。
バナナを食べると、コレステロールの多いものを食べても、体内に吸収されにくいといえます。

バナナの摂り方

高血圧や糖尿病、高脂血症は、脳出血や心臓病などのさらなる重大な疾患を引き起こします。
予防するには1日1本のバナナを摂ることです。

バナナはそのまま食べてもいいのですが、バナナシェイクなどにして摂るとさらに効果的です。
作り方はとても簡単で、牛乳200mlとともに1本をミキサーにかけるだけです。
手軽なうえに、たんぱく質やカルシウムなども同時に摂ることができて栄養バランスが良い飲み物です。
ただし、エネルギーはしっかりあるので、朝ごはんの変わりとして摂るのがいいですね。

肥満傾向にある人は、バナナシェイクよりもバナナに酢をかけて食べる酢バナナがおすすめです。
バナナのビタミンB1と、酢に含まれる酢酸との相乗効果によって、エネルギー代謝が活発になって、筋肉に溜まっている疲労物質の分解を促進してくれます。

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